ペンタブレットを用いた集団学習環境での筆記遅れ学習者リアルタイム検知システムの試作

Real time detection of late responding learners in group learning environment using pen tablets

情報処理学会

2019-03-13

個別指導方式は教師にとって生徒に合わせた細かな指導を可能にするといった利点があるが、学校教育の現場において一人の教師が多くの生徒に対して個別指導形式で対応するのは負担が大きく、一斉指導形式が一般的である。一方で、教育現場においてペンタブレット端末の導入が進んでおり、生徒の学習状況をリアルタイムに把握することが可能になりつつある。本研究ではペンタブレット画面への書き込み操作からリアルタイムに授業中の生徒の学習状況を検出し、個別指導の対象となる生徒を教師に通知するシステムの開発を行っている。本報告では筆記タイミングの遅れを用いた「筆記遅れ学習者」のリアルタイム検知システム試作結果について述べる。試作システムは手書きインクデータのオープン規格(Wacom Ink Layer Language)を用いたウェブアプリケーションとして実装されており、Windows SurfaceやiPad等複数のデバイス上で動作する。

2188-8620

研究報告教育学習支援情報システム（CLE)

2019-CLE-27

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http://hdl.handle.net/10212/2415

jpn

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