ファイバブラッググレーティング位相符号・復号器を用いた光符号分割多重通信に関する研究

守友, 連一

2009-09-28T05:48:45Z

2009-09-28T05:48:45Z

2009-09-25

本研究は、次世代アクセスネットワークの候補の１つであるファイバブラッググレーティング(FBG)位相符号・復号器を用いた光符号分割多重(OCDM)通信に関する研究である。本論文では、FBG位相符号器の波長ずれ耐性と光時間ゲートによる多元接続干渉雑音除去について述べている。波長ずれ耐性では、復号化波形の位相状態を解析し、実験でRZ(return to zero)信号の中心波長とFBG位相符号器のブラッグ波長の波長ずれ耐性が十分に大きいことを明らかにした。多元接続干渉雑音除去では、電界効果トランジスタを用いて、安価に短パルス生成回路を作成し、クロック信号から短パルスを生成した。これを用いて、幅数十psの光時間ゲートを実現し、多元接続干渉雑音を除去することで、データレート622 Mbps，受信帯域5.0 GHz のOCDM通信において，誤り率10−4(乗) のエラーフロアをError Free に改善した。

所属：大学院工芸科学研究科博士後期課程設計工学専攻；取得大学：京都工芸繊維大学 ; 取得学位：博士（工学）; 学位授与年月日：2009-09-25 ; 証書番号：博甲第５４１号

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http://hdl.handle.net/10212/1969

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